今回は、借金返済の解決方法について解説した記事です。
こんな方におすすめ
- 毎月借金の返済が遅れてる
- 金利が大きく元金がなかなか減らない
- また借りてしまう生活から抜け出したい
本記事の内容
- マジで借金返済を解決する方法はシンプルに2択
- 弁護士から学んだ借金を解決する債務整理の種類
- 3つの債務整理の特徴を簡単に解説
- まとめ:借金返済は1人で悩まず相談しよう
借金の一番の問題は、高い金利です。
消費者金融で少額借りてる場合は年利18%。
5万円借りたら年間で9000円の利息がかかります。
返済が遅れでもしたら、遅延損害金も上乗せ。
毎月の返済金額によってはほぼ金利だけを返済なんてことになりかねません。
借金返済のために生きてるのか?
どうにか借金問題を解決したい!
と思っている人は、この記事を最後まで読んで是非行動してみてください。
人生好転すること間違いなしです。

僕は35歳のとき事業の失敗で500万円の負債を抱え2度目の離婚。
その後自己破産を行い、38歳の今では3度目の結婚。
今回の記事は、自己破産のときに顧問弁護士から聞いた内容をまとめています。
マジで借金返済を解決する方法はシンプルに2択
借金を解決する方法はシンプルに2つです。
- 借金を完済する
- 債務整理をする
正直、分かっている方がほとんどだと思います。
ただ、分かっているけど出来ないから困る。
「借金を完済できたらやってるよ汗」
って感じですよね?
実際に僕もそうでした。
今回は債務整理を使った借金を解決する方法について解説していきます。
弁護士から学んだ借金を解決する3つの債務整理
僕が自己破産をすると決めた時、顧問弁護士から3つの提案をされました。
それが3つの債務整理です。
3つの債務整理
- ①任意整理
- ②個人再生
- ③自己破産
①任意整理
任意整理は、自分(債務者)と貸した側(債権者)とで借金返済について話し合い、双方が合意して行う債務整理の方法です。
なので任意整理は、裁判所を通しません。
ただ、任意整理は債務整理の一種なので、信用情報に記録は残ります。
つまりブラックリストにのるということです。
僕が聞いた話だと完済後5年間は、ローンやクレジットカードが作れないそうです。
②個人再生
個人再生は、大幅に返済金額が減額される債務整理の方法です。
個人再生の手続きは、裁判所に申し立てをする必要があります。
個人再生には「小規模個人再生」と「給与所得者等再生」の2つがあります。
小規模個人再生
小規模個人再生の主な対象者は自営業者ですが、会社員や公務員の方も利用可能です。
小規模個人再生を利用できる条件は以下のとおりです。
- 住宅ローン以外の借金総額が5,000万円以下
- 継続して収入を得る見込みがある
- 原則として3年間で、法律で定められた最低弁済額か、保有している現財産合計額(清算価値といいます)のいずれか多い方の金額を支払うことができる
- 債権者数の2分の1以上の反対がなく、かつ反対した債権者の債権額の合計が全債権額の2分の1を超えていない
給与所得者等再生
給与所得者再生の主な対象は会社員や公務員です。
自営業の人は原則利用できません。
給与所得者等再生の特徴として、小規模個人再生のような債権者の同意が不要です。
そのため、公務員や会社員の方も小規模個人再生を利用することが多いそうです。
給与所得者再生を利用できる条件は以下のとおりです。
- 住宅ローン以外の借金総額が5,000万円以下
- 継続して収入を得る見込みがある
- 給与所得者特有の不認可事由がない
- 原則として三年間で法律で定められた最低弁済額か、清算価値、可処分所得(給料)の二年分のうち一番多い方の金額を支払う
③自己破産
自己破産は借金をゼロにするという生活再建のための手続きです。
そして、僕が選択した債務整理です。
ただ、借金がゼロになる分、他の債務整理と比べて制約も多いです。
詳しくは以下の記事でまとめています。
-
【人生復活?】35歳の僕が自己破産で少額管財事件も体験したけど幸せになった件
続きを見る
3つの債務整理の特徴を簡単に解説
では、どれが一番自分にとって良い手段なのか?
初めてだと分からないですよね?
実際に僕もそうでした。
自己破産をすると決めて、弁護士事務所に相談へ行きました。
しかし、最初に3つの債務整理について解説されました。
人によって、どの債務整理を選ぶかは重要です。
ここでは簡単に3つの債務整理の特徴を解説していきます。
①任意整理の特徴
任意整理のメリット
- 弁護士に依頼すれば合意まで弁護士が全てやってくれる
- 弁護士費用が安い
- 官報に載らない
- 取り立てがなくなる
任意整理のデメリット
- 交渉がまとまらないこともある
- 個人再生ほどの減額は望めない
- ブラックリストに載る
借金がまだ多くない方は、任意整理でもよいかと思います。
②個人再生の特徴
個人再生のメリット
- 借金額を最大10分の1に減額できる
- マイホームを売らずに済む
- 仕事や資格への影響がない
- 免責不可となりにくい
- 取り立てがなくなる
個人再生のデメリット
- 官報に掲載される
- ブラックリストに載る
- 手続きが複雑で、手間と費用がかかる
- 借金の保証人には請求がいく
大幅に借金は減額できますし、借金の原因も問われないところが良いですね。
③自己破産の特徴
自己破産のメリット
- 借金が0になる
- 取り立てがなくなる
自己破産のデメリット
- 財産はほぼ没収
- 官報に掲載される
- ブラックリストに載る
- 手続きが複雑で、手間と費用が個人再生よりかかる
- 借金の保証人には請求がいく
デメリットの項目は多いかもしれませんが、その分借金はゼロというわけです。
僕の場合もかなり手間と費用もかかりましたが、自己破産を申請したとき、貯金はゼロだったので、やれば何とかなると感じました。
まとめ:借金返済は1人で悩まず相談しよう
いかがでしたでしょうか?
最後にもう一度おさらいです。
借金返済をするための3つの債務整理
- ①任意整理
- ②個人再生
- ③自己破産
僕もまずは弁護士に相談して、借金返済の方法について教わりました。
自分にとって、どの債務整理が良いのか?
それは自分で決めることが一番です。
もちろん、きちんと借金完済するのが一番なのかもしれません。
ただ、その生活をいつまで続けるつもりですか?
債務整理は、借金で困っている人のための国が用意した救済措置です。
まずは、どれくらいの借金が減るのか、4つの質問でわかるのでサクッとシミュレーションしてみてください。
もし、減額される可能性があるなら、1人で悩まず法律の専門家に相談しましょう。
僕のように、借金問題から解放されて、人生が好転する人が増えることを願っています。