今回は、ビットコインへ小額から投資を始めるべき理由と方法について解説していきます。
※投資の最終的な判断はご自身の責任でお願いします。
こんな方におすすめ
- ビットコインへの投資に興味がある
- ビットコイン投資について簡単に知りたい
- ビットコイン投資の始め方について知りたい
本記事の内容
- ビットコインを始めるべき3つの理由
- こんな方はビットコインを始めるのがオススメ
- 初心者がビットコインを始めるタイミング
- ビットコインを始めるリスク
- まとめ:ビットコインのオススメな始め方
ビットコインはこれから普及すると言われる暗号資産の中でも王道のコインです。
そのため、株式や投資信託以外にも分散投資先として有力視されつつあります。
ただ、まだまだ新しい分野なので、初心者の方は、なぜビットコインを買った方がいいのか分からない方も多いと思います。
2015年にビットコインを初めて買った僕もこんな感じでした。
「周りが盛り上がってるから買ってみよう!」
ただ、きちんと基礎を調べていれば、もっと利益をとれていたと思います。
ということで、今回は初心者の方に向けたビットコインを始めるべき理由とオススメの投資方法について解説していきます。
最後まで読み進めれば、7年前の僕のように利益を取り逃がす失敗はしないでしょう。
しっかり納得してからビットコインを始めて下さいね!
ビットコインを始めるべき3つの理由
まず注目して欲しいのは、今回は暗号資産全てではなく「ビットコイン」と限定している点です。
暗号資産と聞くと、ハイリスクハイリターンを想像されるかと思います。
ただ、今回初めて暗号資産を始める方にもご紹介したいのは「ビットコイン」です。
ビットコインの特徴
- 取引量で暗号資産No.01の安定感
- 発行枚数に上限があり希少性が高くなる
- ブロックチェーン技術が使われ安全性が高い
- 円やドル以外の分散先として有力
- 小額から積み立てできる

なぜ、あえてビットコインなのかも含めて3つの理由を解説していきます!
ビットコインを始めるべき3つの理由
- ①円安の影響によるリスク対策
- ②株式や投資信託以外の分散先
- ③ビットコインの追い風になる3つのトレンド
①円安の影響によるリスク対策
よく言われる話ですが、銀行口座に日本円を預けていても利息はほとんどつきません。
さらに2022年は大幅に円安が進み、お金を使っていないのに資産が相対的に目減りする現象が起きています。
畳みかけるように物価の高騰も重なり、日本円で資産を持つこと自体がリスクにつながる可能性が増えてきています。
つまり、日本円だけを持ち続けることにリスクがあるというわけです。
②株式や投資信託以外の分散先
株式や投資信託以外の資産を分散先にできる理由として2つあります。
一つ目の理由は、ビットコインが法定通貨に採用されたり決済に導入されることで徐々に世界のお金が仮想通貨に流れていることです。
そしてもう一つの理由は、NFTやメタバースといった新たな成長産業に注目が集まり、暗号資産もテクノロジーの一環として関わっているからです。

とはいっても、ドルやユーロなどの法定通貨の方がいいのでは?
とおっしゃる方もいると思います。
安全と言われた日本円が2022年に急速に円安になったように、リスクのない法定通貨はありません。
国家や中央銀行に管理されていないという特徴を持つビットコインは、その点では異色の投資先になります。
③ビットコインの追い風になる3つのトレンド
今現在、ビットコインには追い風となる3つのトレンドがあります。
3つのトレンド
- 大手機関投資家や企業によるビットコイン参入
- 国がビットコインに参入する時代
- ビットコインに対する大国の規制緩和
大手機関投資家や企業によるビットコイン参入
2021年7月に実施した調査では、ヨーロッパとアメリカを中心とした機関投資家の3分の1以上が暗号資産を保有しているそうです。
参入者が増えれば増えるほど、通貨の価値は安定していきます。
例えば米国のPayPal社は暗号資産による決済を導入し、クレジットカード大手のVisaも米ドルと連動するステーブルコインUSDCで決済を行う実験をしています。
ビットコインは大手企業の参入が相次ぎ、暗号資産の中でも信頼性が高いのです。
国がビットコインに参入する時代
中米エルサルバドルがビットコインを法定通貨しとして導入したことは大きなニュースになりました。
エルサルバドルだけでなく、国としてビットコインを保有する国はヨーロッパを中心に増加しています。
日本ではあまりイメージできないかも知れませんが、先進国であっても円安に歯止めがかからない現実を目の当たりにした国民は、リスク管理の方法としてビットコインを選ぶ可能性が高いです。

一つの国の通貨ではなく、世界共通の通貨としての利便性がある点はビットコインの魅力ですね!
ビットコインに対する大国の規制緩和
米国では特に仮想通貨に対する規制が弱まる傾向にあります。
2021年10月には、アメリカ初のビットコインETFが上場しています。
ETFは投資信託のことです。 複数の投資家から資金を集めて運用のプロが銘柄を選んで運用します。
その後も、カナダやバミューダなど複数の国でビットコインETFの導入が進んでいます。
そもそもビットコインは仮想通貨取引所の口座を開設する必要があったり、初心者には少しハードルが高いです。
今後はビットコインETFが普及することによって、ビットコイン取引に参入する人が増えると予想されます。
こんな方はビットコインを始めるのがオススメ
少額から始めてみたい方
「暗号資産はリスクが高い」と言われる方。
過去のニュースでは大暴落や、ギャンブルのイメージが染み付いているのかと思います。
でも、大きく損した人はリスクをとりすぎている可能性があります。
ビットコインを始めるなら、まずは小額から始めるのが鉄則です。
ビットコインは多くの取引所で小額での積み立て設定ができるので、初心者が始めるならビットコインをオススメします。
リスクを抑えて始めたい方
投資でリスクを抑えるのに一番良い方法は「分散すること」です。
分散には2種類あります。
一つは銘柄の分散、もう一つは時間の分散です。
時間の分散で効果的な方法は「積み立て投資」です。

積み立て投資だとリスクを抑えられる理由は次の通りです。
ビットコインは暗号資産の中では比較的変動が小さいと言われています。
それでもまだまだ買い時が難しいのは確かです。
積み立て投資なら、価格が高い時は購入量を抑え、安い時には購入量を増やすことが自動でできます。

セールで安い時は多めに買って、価格が高い時は控えめにする賢い買い方ですね!
積み立て投資について、詳しくはこちらの記事もご参考にどうぞ。
ずっと持っていたい方
まずはビットコインのチャートを見てみましょう。
直近2022年5月は比較的下がっていますが、過去からの推移をみると2020年以降大幅に上昇傾向にあります。
上昇した後も一時的に下落することはあっても、基本的には右肩上がりを続けています。
短期で利益を狙う場合は別ですが、長期で保有していた方はほとんどプラスになっているはずです。
ここまでのビットコインの特徴を踏まえ、ビットコインの可能性を感じた方は、長期で保有することをオススメします。
初心者がビットコインを始めるタイミング
では、いつビットコインを始めたらよいのでしょうか?
3つのタイミングをご紹介していきます。
ビットコインに興味をもったとき
結論からいうと、ビットコインの将来性を信じている前提なら、始め時はあまり気にする必要がないということです。

右肩上がりの投資先はいつ始めても続けていれば必ずプラスです!
それよりも、タイミングを見計らって結局始められず後悔する方も多いと思います。
その意味では、ビットコインに興味を持ったタイミングが始め時と言えるかもしれません。
日本円に不安をもったとき
2022年5月時点で、ドル円相場は130円にタッチしています。
これは円の価値が相対的に低くなっていることを意味します。
つまり日本円で持っている貯金は、見た目は変わらなくても価値が落ちているというわけです。

貯金は減ってないですが、価値は減ってるんですね汗
円で持ち続けるのが不安なときは、USドルや他の法定通貨で資産を持つことも選択肢にあります。
USドルにするのか、不動産にするのか、ビットコインなど暗号資産にするかはそれぞれの投資判断になりますね。
新たなサービスを体感したいとき
近年、暗号資産を使った新しいサービスが出てきています。
NFT、GameFi、メタバース。
聞いたことがあるのではないでしょうか?
買ってみたい、体験してみたい。
そのためには、まず暗号資産を買う必要があります。
まずは、ビットコインから購入して、知見を深めるのがオススメです。
ビットコインを始めるリスク
投資にはリスクがつきものです。
始める前に、ビットコインのリスクをしっかり把握しておきましょう。
ポイント
- ビットコインは税金が高い
- ビットコインは価格調整が行われない
- 政府の規制対象になりうる
- 価格変動要素が多い
- 取引所自体のリスク
ビットコインは税金が高い
ビットコインを始める上で、必ずおさえておきたいのが税金です。
仮想通貨で得た利益は雑所得に分類されます。

所得に応じて税率が高くまります。
最大で55%です(年間2000万円以上の利益の場合)。
ただし、年末調整をしている会社員で利益を含む所得が年間で20万円以下であれば原則非課税あつかいになります。
税金を考えたくなければ、売らずに持っておく『ガチホ』がオススメです。
-
【初心者向け】暗号資産のガチホが最強な3つの理由(デメリット・税金も合わせて解説)
続きを見る
ビットコインは価格調整が行われない
ビットコインは中央で管理する機関がありません。
中央で管理する機関がないことは画期的であり多くのメリットがありますが、それはリスクが高いということでもあります。
例えば日本円は、円の価値が下がりすぎたり上がりすぎたりすれば、中央で管理している政府が調整しようとします。
一方ビットコインは調整する人がいないので、一度始まった値下がりがいつ終わるのか読むのが難しいです。

だからこそ、初心者はタイミングを読まずにできる
積み立てが一番オススメです!
政府の規制対象になりうる
これもビットコインというより暗号資産全般ですが、これまで何度も各国で規制が入っています。
国の通貨を管理する側からすると、自国民が暗号資産を使い出すことはお金の流れを管理できなくなるリスクがあります。

特に中国は消極的な国だと言われています。
しかしその一方で、エルサルバドルや南アフリカのようなビットコインに前向きな国も多く存在しています。
ここだけの話ですが、中央アフリカ共和国の大統領が事実上の暗号資産を法定通貨とする「サンゴ・プロジェクト」計画を発表。「暗号資産での経済ゾーンを設置」「デジタル国立銀行の設立」「暗号資産取引の非課税化」暗号資産の海外需要は大きい。市場は格安。時代の波に備えていこう。 pic.twitter.com/XAV3HG2URQ
— ひろと|暗号資産のススメ (@hiroto_crypto) May 29, 2022
今後の流れに注目ですね!
価格変動要素が多い
ビットコインを長く続けている方は知っていると思いますが、昔はテスラ社のCEOイーロン・マスク氏のツイートだけで10%以上変動していました。
彼の影響力もあったと思いますが、そもそもビットコインの流通量がまだまだ少ないからです。
ビットコインは最近はメジャーとはいえ、まだまだ他の投資に比べたら金額規模は大きくありません。
つまり、同じ変動要素でもビットコインは良くも悪くも大きく響きます。
この変動は投資初心者にとってはかなりのストレスだと思います。
自分のリスクをとれる範囲で取り組むことが大切です。

小額から始められるので、ムリせず続けていきましょう!
取引所自体のリスク
みなさんがビットコインを始めるなら、どの取引所で始めるかも重要です。
これまでも、海外だけでなく国内でも取引所がセキュリティのリスクにさらされるケースはたくさんありました。
自分の大事な資産を預けることになる取引所なので、しっかり選びましょう。
中でもコインチェックは、もともと金融業として定評のあるマネックスグループが運営しているので信頼性バツグンです。
まとめ:初心者がビットコインを始める方法
最後にもう一度ビットコインを始めるべき3つの理由のおさらいです。
ビットコインを始めるべき3つの理由
①円安の影響によるリスク対策
②株式や投資信託以外の分散先
③ビットコインの追い風になる3つのトレンド
何度もお伝えしていますが、ビットコインを始めるなら少額から長期積み立て投資がオススメです。
それはビットコインの成長が長期では期待できますが、変動率がまだまだ高いからです。
まずは、ほったらかしでビットコインの積み立て投資ができる『アプリダウンロード数No.1のコインチェック』をオススメします。

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皆さんのコツコツ投資がうまくいくよう、願っています。